「価格」「金額」「料金」「値段」「費用」の違い

話し言葉的な「値段」には価値という意味合いも

オークションで上がったり下がったりする

ネットオークションでは珍しいもの、滅多に手に入らないものが出品されると、どんどん値段が上がります。JR東日本が東京駅開業100周年のSuicaを発売したところ、予想以上の人気で大混乱しました。数量限定としたため鉄道ファンのみならず転売して儲けようとした人たちが大勢発売場所に押しかけたからです。数量限定のグッズはネットオークションなどに出品すると、どんどん値段が上がることがあります。このような収益を期待して数量限定や期間限定で販売されているグッズ等、またはアイドルのライブチケットを買いあさり、転売する人がいます。しかしこのような行為は古物営業法に違反する行為となり、古物商の許可を取っていない人が行うと違法となるので注意が必要です。

この東京駅開業100周年記念Suicaは一部を販売したところで中止し、その後申込者全員に販売するという方式になり騒動は収まりました。ネットオークションで大きく値上がりしたものも報道が発表された後は落ち着いたとされています。これは数量限定ではなくなり、希少性がなくなったことによるものです。

話し言葉に用いられたり価値として用いられたり

値段は買ったり売ったりするものの金額を示す言葉です。話し言葉的だとされ、書き言葉としてはあまり用いられません。普段話すときに使う言葉が話し言葉で、紙などに書いてないようを伝える言葉が書き言葉です。インターネットでは書き言葉を使用する場合と、話し言葉を使う場合の両方があります。話し言葉を用いると親しみやすい、柔らかい印象を与える文章とすることができますが、抑揚などが表現できないために上手に細かいニュアンスまでをも伝えるのが難しいというデメリットもあります。値段を書き言葉にすると、価格や売買金額となります。

オークションで出品されている品物が値上がりした場合、多くの人が「欲しい」と思うことにより出品されている品物の価値が値段に反映されて上昇していることになります。値段というという言葉には価値という象徴的な概念も含まれています。